ごあいさつ
独自の仕組み『松原メソッド』で、オンリーワン業種を目指す。
私たち松原米穀は、創業以来、幾多もの変遷を繰り返し40年余りを迎えます。半世紀も目前に迫るなか、時代の移ろいとともに食のニーズや環境は変わりましたが、それでもなお変わらない思いが当社にはあります。「主食を扱うことの誇り」です。
創業当時と比べ少子化が進み、家族みんなで食卓を囲む機会も減少しています。それと反比例するように外食産業や専門食産業への要望が加速度的にふくらんでいます。食をとりまく環境は様変わりしましたが、やはり食卓のまんなかには「お米」があります。
このようにお米は主食でありながら求められる価値が多様化している昨今、私たちは常に時代を見つめ、襟を正しつつお客様の要望と向き合う責務があります。その原点は生産者との関係づくりです。旧熊依然としたルールに縛られず、独自の視点で生産者と直接契約。安定した経済性を担保する代わりに、責任ある生産性を生産者に求めます。こうした絆はやがて信頼関係となって結ばれ、良質なお米づくりに反映されます。培われた絆の数、提携生産者は今では約400件にまで増えました。
一方、社内に目を向けて誇れることは、人と設備の良好な関係です。普遍的な価値をつくる安心・安全への取り組みを、五感を駆使した「人」の感性と、最新の「設備」による確かさの融合により、安心しておいしく食べれられるお米を安定的に出荷。また社内には、オーダーメイドによるお米を提案する「五つ星マイスター」の有資格者も。単に流れ作業としてお米を出荷するのではなく、お客様個々にマッチングした提案性で差別化を図っています。自社配送車を用いた配送能力で、企業・事業主様へ、個人のご家庭へ。私たちの挑戦は、まだまだ続きます。
代表取締役社長 松原 久