いつもドリームライスをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
北海道も少しずつ暖かくなり、半袖で過ごせる日も多くなってまいりました。
(本州ではすでに猛暑日を記録した地域もあるとか…)
そんな過ごしやすい北海道の5月中旬から下旬は、田植えの最盛期!
北海道のお米の生産者にとって、とても大切且つ、とにかく忙しいシーズンなのです。
水張りをした水田。田植えの準備万端です。
もちろん、生産者から玄米を直接仕入れる弊社にとっても、
ひいては弊社からお米を仕入れてくださる取引先にとっても、
毎年おいしいお米を届けてくれる生産者が無事に田植えを終えられるか
気になるシーズンでもあります。
そんな想いもあり、弊社取引先でもある道内外食チェーンのバイヤーの方と共に、
少しでも生産者の力になるべく、田植えのお手伝いに行ってまいりました!
今回お邪魔したのは、栗山町に在籍する
「有限会社 粒里」。
「量よりも食味」「効率よりも品質」という考えのもとに生産される粒里さんのお米は、
これまで数多のお米を食べ比べてきた前述のバイヤーさんも惚れ込むほどの美味しさ。
数年前から粒里さんのななつぼしを各店舗でご利用いただいています。
代表を務める田村さん。米作りに注ぐ情熱にはいつも脱帽です。
朝7時半に現地に到着すると、皆さんすでに作業を始めておりました。
次回はもっと早く伺います…。
約1haの広大な水田をゆっくりと進む田植え機。
ビニールハウスに入ると、青々と元気に育った稲がびっしりと何棟にもわたって
きれいに並んでいました。何度見ても壮観です。
ゆきごぜんの苗。ハウスの中で元気に育っていました。
我々の最初の仕事は、苗の入ったケース(苗箱)を圃場に運ぶ作業。
実はこの苗箱、よく見ると根が張っていて苗床からはがすだけでも一苦労なのです。
中腰になってひたすら苗箱をはがしつつ専用ケースに入れ、
軽トラックに黙々と積み込んでいきます。
1時間経ってもハウスの半分も進まず、汗だくになりながら取引先バイヤーさんと作業をしたことは言うまでもありません。
苗箱を4個セットにして軽トラックへ。重い…。
続いては田植え機に乗ってのななつぼしの移植作業。
今回乗ったのは
「密苗」による田植え機。
GPSによる自動走行機能もついて、近年の農業は機械化が進んでいます。
広大な景色を眺める暇もなく、苗の補充に勤しみます。
我々のお手伝いの時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、
粒里の皆さんはその後も休まず作業を続けられていました。
粒里さんでは田植えは10日程かかるとのこと、体調を崩されることなく
田植えを終えられることを祈りながら札幌へと帰ってきました。
今回のお手伝いを通して改めて感じたことは、生産者の皆さんの米作りに対する情熱。
この想いを取引先バイヤーさんにも感じていただくことができました。
まだまだ微力ではありますが、今回のように生産者のこうした想いを
消費者や取引先に伝えていける会社でありたいと考えています。
ドリームライスではこれからも、北海道の優良生産者のお米を、
自信をもって皆様にお届けしてまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました!